
暑さを少しずつ感じる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近、アメリカの金融ニュースで再び増えてきた言葉があります。
それが、
「IPO(新規株式公開)」
です。
IPOとは、簡単に言うと、
これまで未上場だった会社が、株式市場デビューすること
を指します。
実は今、アメリカではこのIPO市場が再び盛り上がりを見せています。2025年以降、大型案件が増え、件数・調達額ともに回復傾向にあると言われています。
では、
「最近、どんな会社が上場しているの?」
という雑学も含めて、少し見てみたいと思います。
「AIインフラ企業」が大人気
最近のアメリカIPO市場で象徴的だったのが、
CoreWeave
という会社です。
「聞いたことがない」という方も多いかもしれません。
しかし、この会社、実はAIブームの裏側を支える企業です。
ChatGPTなどの生成AIを動かすには、膨大な計算能力(GPU)が必要になります。
CoreWeaveは、その【AI用の巨大コンピューター貸し出し業】のような会社です。
例えるなら、
「AI時代の電力会社」
のような存在とも言えるかもしれません。
AIそのものではなく「AIを動かす裏方」が上場して人気化しているのは、今の時代らしい特徴です。
「キャッシュレス時代」の会社も注目
次に話題なのが、
Klarna
という会社。
これはスウェーデン発の金融サービス企業で、
「今買って、後で払う」
という後払いサービス(BNPL)を展開しています。
日本でも「あと払い」が増えていますが、アメリカではすでに生活インフラに近い存在です。
実際、利用者は1億人規模とも言われ、
「クレジットカードの次の形かもしれない」
という見方もあります。
デザイン会社までIPO?
そして個人的に少し面白いなと思ったのが、
Figma
という会社。
これはデザインソフトの会社です。
「え?デザイン会社がそんなに評価されるの?」
と思うかもしれませんが、
企業の資料作成、アプリ画面、Webサイト設計など、
実は私たちが日常で使うサービスの裏側で活躍しています。
一時はAdobeによる大型買収も話題になりましたが、その後IPOへ進み、市場から大きな注目を集めました。
そして、まだ上場していない大物も
さらに市場では、
Stripe(ネット決済)
Databricks(AI・データ分析)
SpaceX(宇宙開発)
など、
「もし上場したら超大型IPO」
と言われる企業も注目されています。
特にSpaceXは、
「宇宙産業が投資対象になる時代」
を象徴する企業として、世界中の投資家が注目しています。
IPOを見ると「未来」が少し見える
個人的にIPO市場を見る面白さは、
【次の時代が見えること】
だと思っています。
昔なら、
インターネット企業
その後は、
スマホ、SNS
そして今は、
AI、宇宙、フィンテック(金融×IT)
へ。
IPOを見ると、
「これから世の中はどこに向かうのか」
が少し見えてくる気がします。
もちろん、話題の会社がすべて成功するとは限りません。
ただ、
ニュースを少し違った目線で見るだけでも、資産運用や経済ニュースが少し面白く感じられるかもしれません。