社会人15年目の終わりに思うこと

社会人として15年という時間を過ごしてきて、
改めて感じることがあります。

それは、
「環境と時代が人を育てる」ということです。

今日で、社会人生活15年目が終わります。

振り返ると、この15年間は三つのステージに分かれます。
札幌での5年間、本店での5年間、そして独立後の5年間です。

札幌での5年間 ─ 社会人としての原点

2011年、東日本大震災の年に金融業界へ入りました。

最初の配属は札幌。
右も左も分からない状態からのスタートでした。

営業の世界は想像以上に厳しく、
思うように結果が出ない日々が続きました。

お客様に断られることも多く、
自分の無力さを痛感する毎日でした。

それでも、目の前のお客様と向き合い続ける中で、
少しずつ信頼をいただけるようになりました。

震災という出来事を経験したことで、
「当たり前の日常」が決して当たり前ではないこと、
そして金融という仕事が人の人生に直結する責任の重い仕事であることを学びました。

この5年間が、私の社会人としての原点です。

本店での5年間 ─ 切磋琢磨の中で磨かれた時間

その後、本店へ異動。

そこには、これまでとはレベルの違う環境がありました。

経験豊富な営業担当、実績を出し続ける猛者たち。
その中で、自分の立ち位置の低さを改めて突きつけられました。

提案の質、情報の深さ、スピード感──
すべてにおいて高いレベルが求められる環境。

日々の業務の中で、
「本当にお客様のためになっているのか」
を問い続ける時間でもありました。

この5年間で学んだのは、
プロとしての基準”を持つことの重要性です。

独立後の5年間 ─ 無力さと向き合い続けた時間

2021年2月22日、GBFアドバイザーズ株式会社を設立しました。

独立後は、すべての責任を自分で負う環境です。

これまで当たり前にあった組織のサポートがなくなり、
自分の力の限界を何度も感じました。

それでも、お客様に支えられ、
一つ一つのご縁を大切に積み重ねてきました。

この期間は、
「金融とは何か」
「自分は何のためにこの仕事をしているのか」
を深く問い続けた5年間でもあります。

時代とともに変わる金融の意味

この15年間は、決して平穏な時代ではありませんでした。

東日本大震災、コロナ禍、ウクライナ情勢、そして中東情勢。

世界は常に変化し続け、
その影響は金融市場にも大きく波及してきました。

こうした経験を通じて感じるのは、
金融は単なる「商品」ではなく、

“不確実な時代を生き抜くための手段”であるということです。

過去の延長ではなく、
常に変化を前提として考える必要があります。

今、感じていること

15年間を振り返り、強く思うのは、

「すべての環境と出会いに意味があった」ということです。

厳しい営業環境、
レベルの高い競争環境、
そして独立という挑戦。

どの経験も欠けていたら、今の自分はありません。

これから先に向けて

社会人16年目を迎えます。

これからは、これまでの経験をもとに、
より多くの方に価値を届けていきたいと考えています。

2026年の市場環境は、
地政学リスクや技術革新など、不確実性が高い状況です。

だからこそ、

・本質を見極める力
・リスクを構造的に捉える力
・長期的な視点で判断する力

が重要になると考えています。

最後に

15年間で学んだ最も大切なことは、

「人との信頼関係こそが最大の資産である」ということです。

これからも、一人一人と丁寧に向き合いながら、
金融を通じて人生に寄り添う存在であり続けたいと思います。

社会人15年目、ありがとうございました。
そして16年目も、どうぞよろしくお願いいたします。

2026年3月31日
GBFアドバイザーズ株式会社
代表取締役 馬場宏平

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